健康と幸せの関係

健康=幸せ、というわけではありませんが、健康と幸せはとても影響し合っています。幸せであることは健康管理に気を付ける余裕を持たせてくれますし、いつも良い気分で過ごすことは免疫力アップにも良いでしょう。逆に不幸せだと思っているとストレスが多く病気になりやすくなるでしょうし、暴飲暴食や夜更かしなど体に悪い事をしがちです。

さらに健康になるために出来ることと、幸せになるために出来ることには共通していることがあることに気づきました。

人は笑顔を作ることで幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。これは作り笑いでも効果があります。笑うことで脳が自分は幸せなのだと認識するのですね。「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」という言葉がありますが、これは科学的に証明されているのです。

昼間にセロトニンを沢山分泌させることは夜の良い睡眠にもつながります。夜に良い睡眠を取ることは健康のためにも昼間気分よく過ごすためにも大事です。

他にも運動することや太陽の光を浴びることもセロトニンの分泌を促します。運動はそれ自体が気分のリフレッシュやストレス解消になりますし、血糖値を下げHDLコレステロール値(善玉)を上げて糖尿病やメタボリックシンドローム、動脈硬化などの予防になります。

セロトニンの原料はアミノ酸のトリプトファンで、トリプトファンを体内で合成するためにビタミンB₆が必要ですが、日々栄養バランスの取れた食事をすることが大事です。栄養バランスが取れていないと、食べても食べてもお腹がすいたり、心が不安定になることもあります。もちろん健康のために食事は大事です。

幸せホルモンひとつとっても、それ以外でも健康と幸せは深く繋がっているようです。

ただし、持病があるから不幸とは限らないし、持病や障害があったとしても幸せに生きることは出来ると思っています。うちの両親も糖尿病や関節リウマチがありながらも日々運動したり、友人との食事を楽しんだりしながら生き生きと暮らしているように見えます。もしストレスや何かで病気にかかってしまったとしても幸せに生きることをあきらめなくて良いのです。

私が健康管理の講座や安心出来る集まりの場作りを通して叶えたいのは、幸せになったり夢に向かって楽しく生きられる人を増やすことです。もちろん私もそれを楽しんでやっていきたいし、この活動をすることで参加者の皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。